はじめに
「せっかくメガネを作ったのに、子どもが嫌がってかけてくれない…」
こどもメガネのメーカーとして、こういったお声を親御さんから伺うことも少なくはないです。
弱視治療用メガネとしてメガネの装用を医師より指示を頂いている場合は深刻ですが、
そうでない場合でも、おこさんの眼科受診をためらう理由にもなるのかなとも思っています。
お子さんがメガネを嫌がるのには、様々な理由が考えられます。
一つずつ理由を解消すれば、メガネをかけてくれるようになるかも…?
メガネを嫌がる理由①「身体的な不快感」
メガネが重い、鼻からずり落ちる、耳の後ろが痛い、レンズの中心で物を見ていないために歪んで見えるなど、
フィッティングが合っていない場合の不快感はメガネを嫌がる大きな原因になりえます。
特に小さなお子さんは、顔に何かが付いていること自体を嫌がることもあります 。
対策|眼鏡店でのフィッティングの確認、再フィッティング
物理的な違和感に対して少しずつ装用時間を伸ばしていくなど(最初は少しでもかけられたらほめてあげる、など)
メガネを嫌がる理由②「見た目への意識」
「メガネをかけると見た目が変わるのが嫌」「お友達にからかわれるかも」といった、
外見に関する不安も、特に学齢期のお子さんにはよく見られます 。
対策|メガネをかけた状態も思いっきりほめてあげること
周りの大人の声がけでメガネ装用への意識が変わります。
働きかけができるのであれば、周りのお友達や学校や園の先生にも状況を共有し理解を得ることも有効的です。
メガネを嫌がる理由③「必要性の不理解」
弱視や軽度の遠視など、本人に強い自覚症状がない場合、「なぜかけなければいけないの?」と、
メガネの必要性を理解できずに抵抗することがあります。
対策|おこさんが理解ができるように繰り返し伝えていく。
場合によっては弱視をテーマにした絵本の活用など。
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まとめ
おこさんが少しでもメガネ装用に前向きになれるように、物理的・精神的なフォローや声がけが大切になってきます。
どこがお子さんにとっての引っ掛かりポイントなのか?見極めるのは難しいかもしれませんがどうか向き合って差し上げてくださいね。
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